心臓に毛が生えてると言われた私の話
「お前の心臓の毛一本でいいからくれ!!」
声楽家の大先輩は
舞台袖でからかうように
私に言ってました。
数多くの舞台をこなしてる大先輩も
入ってきたばかりの新人さんも
それぞれの立場で
それぞれの舞台で緊張をしてる。
特に
一度舞台の怖さを知ると
その恐怖が忘れなくなる。
例えば
何百回歌ったはずの歌詞が飛んだり
客席の空気感に圧倒されて
「キュー」っと委縮したり
昨日失敗したことが脳裏によぎって
怖じ気づいたり。
舞台の恐怖なんてあげればきりがない。
緊張の仕方も十人十色。
出番直前になると
体の震えが止まらなくなる人
気持ち悪くなり吐き気がする人
眩暈がしたり胃が痛くなる人
体は本当に正直だ。
例えば
(お前、本当にあの大勢の人前で
ちゃんと歌えるのか?)
(今日のコンディション最悪だけど
最後まで歌える?大丈夫?)
と本人意識してないつもりでも
脳はしっかり違和感をキャッチしてる。
(頼むからドキドキ収まって!!)
と心に呟いたことない歌手は
いないんじゃないかな。
でも驚かないでくださいね。
私…
「緊張しないんです!!」
私は私のこの状態が普通?
当たり前だから
人は何でこんなに緊張するんだろう?と
どこか他人事のように思ってて
不思議で仕方なかった。
緊張しないことが良いことで
緊張することが悪いこと
もしくはその反対も
どちらかが良くて
どちらかが悪いとかの
話ではありません。
緊張という言葉の定義も
感じ方も人それぞれですから。
だから
「私、緊張しないんです!!」
という言葉が独り歩きしてしまうと
嫌なんだけど…
舞台で味わう高揚感
何とも言えない臨場感
こういったものは
程よくバランスの取れた緊張感の中で
味わえるから。
数値化できないのが
もどかしいところですね。
私たちの脳はとても複雑で
毎日大忙しなんですよ。
下手だって思われたらどうしよう…
振付間違えたらどうしよう…
鼻水出たらどうしよう…
起こるかもしれない未来の最悪な展開が
次から次へと浮かんでくるんですよね。
でもある意味そうやって
いざというときの備え?
みたいなのは大事なのかも
しれませんね。
ただし残念ながらそういう状態では
全く実力は発揮できません。
舞台は
「戦場」なんです!!
迷ったり、怖気ついたりしてる隙に
敵にやられる。
気を抜いたら一瞬でやられます。
ざっくりと…
「舞台には魔物がいる」って
言葉があるけど
心が弱さを見せた隙に
魔物は現れます。
実はその魔物
自分が作り出してるんですよ。
舞台ってね
フラットなんです。
恐怖にするも喜びにするも
自分が決めてるんですよ。
舞台はただそこにあるだけ。
理屈っぽいけど
実際そうじゃないですか?
だから私が舞台でやることは
ただひとつ!!
それはね…
【練習通りにやるだけ】
変な緊張をする人は
それ以外をやろうともがいてしまう。
そう
練習以外のものを…
「上手く見せたい!」という
欲がムクムク~っと出てきて
実力以上のものを突然出そうとするから
脳も体も「聞いてないよーーー!」
とフリーズを起こし
アクシデントに繋がるんですよね。
あなたもきっと経験したことあるはず。
では実際に自分がどうしたらいいのか?
どういう心構えで舞台に立てば
実力を発揮できるのかを
今から伝えますね。
18年間の舞台で培った
私のマインドセットを一挙公開!!
『緊張しない5つのマインドセット』
1.自信を持てる発声を手に入れること
舞台で緊張する1番の要因は
<不安>です。
その不安はどこから来ますか?
(声がちゃんと出るかな?)
(震えて変なビブラートが出たら
嫌だな…)
こんなこと考えちゃいますよね。
解決法は
どんなことがあっても揺らがない
「不動の発声法」を
身につけることです。
大勢の人前でも
いつもと変わらない発声の道で
ぶれることのない
声を出せるように練習する。
これが基本中の基本です。
何年もかかります。
5年や10年で手に入るものではありません。
簡単に手に入らないから尊いんです。
毎日毎日顔を洗うように
発声練習をしてください。
2.不動の発声を手に入れることで
不動のマインドも手に入ります。
発声に迷いがないので当然
心の迷いは出てきません。
「私は今、心も声も整ってる!
とてもいい状態なのよ!!」と
胸を張ることができます。
そう!
実はとてもシンプルなんです!
やることを単純化、
明確化することです。
そうすると脳の中も
シンプルに整理された状態なので
戸惑ったり慌てたりすることはありません。
この質問を自分自身に
問いかけてみてください。
「あなたが舞台でやるべきことは何ですか?」
「今集中すべきことに
フォーカスできてますか?」
3.我が道を行く。
私生活で人目が気になる人、
人に振り回される人は
舞台でそれが現れます。
常に「私はこうしたい!!」
「私はこうなりたい!!」と
理想をはっきり描くこと。
その思いにはきっと
舞台への情熱と
お客様への感謝の気持ちが
あることでしょう。
○○でもいいし、○○でもいい!
というどっちでもいい派はダメです!!
人の意見を聞くことも大事だけど
自分はどうしたいのかを考えることは
周りに振り回されないためにも
とっても大事なことです。
いつも矢印は自分に向けててください。
他人の視線や気持ちよりも
まずは自分の心からスタートです。
4.歌う喜びにあふれてること。
舞台がある。
聞いてくれるお客様がいる。
歌える身体があることに
感謝することを忘れない。
表現する喜びを忘れ
感謝を忘れたら
おしまいです。
縁があって人と出会い
縁があってこの曲が自分の元に
来てくれるんです。
なんてありがたいんでしょう。
感謝を持ち続けれる人は
必ず成功します。
5.自分の素晴らしさを知ること。
「あの人の持ち声が羨ましいなー。」
「なんで私はこんな声、こんな見た目なんだろう…」
と他人に嫉妬することが
あると思います。
私もありました。
才能に嫉妬、家庭環境に嫉妬、
人間関係に嫉妬
矢印が他人に向かうと
嫉妬祭りになりますね。
きりがない。
そうではなくて
あなた自身を見てください。
ハスキーボイスも私の個性。
私は音程もしっかりしてるし
豊かな表現力がある。
歌が好きな気持ちは誰にも負けない。
是非、自分の良いところを
100個書き出してください。
そして毎日声に出して
読んでみてください。
何かが変わってくるのを
体感するはずです。
世界でたった一人の
大切な自分を好きになってほしい。
あなたの声掛けを
待ってるのは他ならぬ
あなた自身なんです!
自分が自分の
一番のファンになることができたら
あなたのファンは確実に
増えることでしょう。
ここまで読んでみて
どうですか?
簡単そうですか?
難しそうですか?
焦る必要はありません。
毎日の積み重ねが必ず実を結びます。
心臓に毛が生えてると言われてた
私もブルブル震え
ステージで失敗を繰り返してきました。
辛い思いも数知れず…
だけど
失敗を経験させてもらえたことに
本当に感謝してるんです。
どうぞあなたも
今を楽しんでください。
今のあなたの現在地を
しっかり見つめ
失敗も弱い自分も受け入れて
まだまだいけるぞ!!
って奮い立たせてください。
人生をかけて
自分のステージを磨いていけるなんて
なんて素敵なんでしょう!!
私はあなたのステージを
心から応援してます。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
声楽家の大先輩は
舞台袖でからかうように
私に言ってました。
数多くの舞台をこなしてる大先輩も
入ってきたばかりの新人さんも
それぞれの立場で
それぞれの舞台で緊張をしてる。
特に
一度舞台の怖さを知ると
その恐怖が忘れなくなる。
例えば
何百回歌ったはずの歌詞が飛んだり
客席の空気感に圧倒されて
「キュー」っと委縮したり
昨日失敗したことが脳裏によぎって
怖じ気づいたり。
舞台の恐怖なんてあげればきりがない。
緊張の仕方も十人十色。
出番直前になると
体の震えが止まらなくなる人
気持ち悪くなり吐き気がする人
眩暈がしたり胃が痛くなる人
体は本当に正直だ。
例えば
(お前、本当にあの大勢の人前で
ちゃんと歌えるのか?)
(今日のコンディション最悪だけど
最後まで歌える?大丈夫?)
と本人意識してないつもりでも
脳はしっかり違和感をキャッチしてる。
(頼むからドキドキ収まって!!)
と心に呟いたことない歌手は
いないんじゃないかな。
でも驚かないでくださいね。
私…
「緊張しないんです!!」
私は私のこの状態が普通?
当たり前だから
人は何でこんなに緊張するんだろう?と
どこか他人事のように思ってて
不思議で仕方なかった。
緊張しないことが良いことで
緊張することが悪いこと
もしくはその反対も
どちらかが良くて
どちらかが悪いとかの
話ではありません。
緊張という言葉の定義も
感じ方も人それぞれですから。
だから
「私、緊張しないんです!!」
という言葉が独り歩きしてしまうと
嫌なんだけど…
舞台で味わう高揚感
何とも言えない臨場感
こういったものは
程よくバランスの取れた緊張感の中で
味わえるから。
数値化できないのが
もどかしいところですね。
私たちの脳はとても複雑で
毎日大忙しなんですよ。
下手だって思われたらどうしよう…
振付間違えたらどうしよう…
鼻水出たらどうしよう…
起こるかもしれない未来の最悪な展開が
次から次へと浮かんでくるんですよね。
でもある意味そうやって
いざというときの備え?
みたいなのは大事なのかも
しれませんね。
ただし残念ながらそういう状態では
全く実力は発揮できません。
舞台は
「戦場」なんです!!
迷ったり、怖気ついたりしてる隙に
敵にやられる。
気を抜いたら一瞬でやられます。
ざっくりと…
「舞台には魔物がいる」って
言葉があるけど
心が弱さを見せた隙に
魔物は現れます。
実はその魔物
自分が作り出してるんですよ。
舞台ってね
フラットなんです。
恐怖にするも喜びにするも
自分が決めてるんですよ。
舞台はただそこにあるだけ。
理屈っぽいけど
実際そうじゃないですか?
だから私が舞台でやることは
ただひとつ!!
それはね…
【練習通りにやるだけ】
変な緊張をする人は
それ以外をやろうともがいてしまう。
そう
練習以外のものを…
「上手く見せたい!」という
欲がムクムク~っと出てきて
実力以上のものを突然出そうとするから
脳も体も「聞いてないよーーー!」
とフリーズを起こし
アクシデントに繋がるんですよね。
あなたもきっと経験したことあるはず。
では実際に自分がどうしたらいいのか?
どういう心構えで舞台に立てば
実力を発揮できるのかを
今から伝えますね。
18年間の舞台で培った
私のマインドセットを一挙公開!!
『緊張しない5つのマインドセット』
1.自信を持てる発声を手に入れること
舞台で緊張する1番の要因は
<不安>です。
その不安はどこから来ますか?
(声がちゃんと出るかな?)
(震えて変なビブラートが出たら
嫌だな…)
こんなこと考えちゃいますよね。
解決法は
どんなことがあっても揺らがない
「不動の発声法」を
身につけることです。
大勢の人前でも
いつもと変わらない発声の道で
ぶれることのない
声を出せるように練習する。
これが基本中の基本です。
何年もかかります。
5年や10年で手に入るものではありません。
簡単に手に入らないから尊いんです。
毎日毎日顔を洗うように
発声練習をしてください。
2.不動の発声を手に入れることで
不動のマインドも手に入ります。
発声に迷いがないので当然
心の迷いは出てきません。
「私は今、心も声も整ってる!
とてもいい状態なのよ!!」と
胸を張ることができます。
そう!
実はとてもシンプルなんです!
やることを単純化、
明確化することです。
そうすると脳の中も
シンプルに整理された状態なので
戸惑ったり慌てたりすることはありません。
この質問を自分自身に
問いかけてみてください。
「あなたが舞台でやるべきことは何ですか?」
「今集中すべきことに
フォーカスできてますか?」
3.我が道を行く。
私生活で人目が気になる人、
人に振り回される人は
舞台でそれが現れます。
常に「私はこうしたい!!」
「私はこうなりたい!!」と
理想をはっきり描くこと。
その思いにはきっと
舞台への情熱と
お客様への感謝の気持ちが
あることでしょう。
○○でもいいし、○○でもいい!
というどっちでもいい派はダメです!!
人の意見を聞くことも大事だけど
自分はどうしたいのかを考えることは
周りに振り回されないためにも
とっても大事なことです。
いつも矢印は自分に向けててください。
他人の視線や気持ちよりも
まずは自分の心からスタートです。
4.歌う喜びにあふれてること。
舞台がある。
聞いてくれるお客様がいる。
歌える身体があることに
感謝することを忘れない。
表現する喜びを忘れ
感謝を忘れたら
おしまいです。
縁があって人と出会い
縁があってこの曲が自分の元に
来てくれるんです。
なんてありがたいんでしょう。
感謝を持ち続けれる人は
必ず成功します。
5.自分の素晴らしさを知ること。
「あの人の持ち声が羨ましいなー。」
「なんで私はこんな声、こんな見た目なんだろう…」
と他人に嫉妬することが
あると思います。
私もありました。
才能に嫉妬、家庭環境に嫉妬、
人間関係に嫉妬
矢印が他人に向かうと
嫉妬祭りになりますね。
きりがない。
そうではなくて
あなた自身を見てください。
ハスキーボイスも私の個性。
私は音程もしっかりしてるし
豊かな表現力がある。
歌が好きな気持ちは誰にも負けない。
是非、自分の良いところを
100個書き出してください。
そして毎日声に出して
読んでみてください。
何かが変わってくるのを
体感するはずです。
世界でたった一人の
大切な自分を好きになってほしい。
あなたの声掛けを
待ってるのは他ならぬ
あなた自身なんです!
自分が自分の
一番のファンになることができたら
あなたのファンは確実に
増えることでしょう。
ここまで読んでみて
どうですか?
簡単そうですか?
難しそうですか?
焦る必要はありません。
毎日の積み重ねが必ず実を結びます。
心臓に毛が生えてると言われてた
私もブルブル震え
ステージで失敗を繰り返してきました。
辛い思いも数知れず…
だけど
失敗を経験させてもらえたことに
本当に感謝してるんです。
どうぞあなたも
今を楽しんでください。
今のあなたの現在地を
しっかり見つめ
失敗も弱い自分も受け入れて
まだまだいけるぞ!!
って奮い立たせてください。
人生をかけて
自分のステージを磨いていけるなんて
なんて素敵なんでしょう!!
私はあなたのステージを
心から応援してます。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
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